移住、する?

これから移住を考えている人へ、移住に失敗した私たちの話。

どうして”移住”を考え始めたのか・・・

最近では当たり前に聞く

”移住”

というワード。

 

コロナウィルスの流行で、都市部の感染者数の多さから

地方移住への関心が前以上に高まってきているというニュースも見ました。

あわせてテレワークが定着した企業も増え

「自宅でできるなら、都心にわざわざ暮らす必要もないんじゃない?」

という”住まう場所”への新しい考え方が

より現実的になってきているのかもしれません。

 

実際のところ、仕事は現状の慣れた仕事のまま

自分の住みたい場所に住めることは、かなりラッキー!で

一番ハードルが低く地方への移住を達成できるのではないかな、と思います。

 

では、本題に戻りますが

私たちがなぜ”移住”というものに興味を持ち考え始めたのか。

そこについて振り返っていきたいと思います。

 

 

 

私が地方出身者だったから

なにをかくそう、私は生粋の地方出身者です。(生粋ってのも変ですが笑)

私の父親は転勤族で、父親は島根県出身・母親は茨城県出身

そして、私は沖縄生まれの静岡育ち。

(沖縄への転勤中に生まれました)

そこから静岡が気に入った私の両親は、辞令があっても父親のみ単身赴任で仕事を続け

私は静岡でずっと、28歳まで暮らしました。

もちろん、静岡弁もダラダラと喋り(静岡では方言で「~だら?」と言います笑)

本当に静岡が大好きな女子でした。

それもあり、たまに行く東京や横浜への憧れはあったものの

東京に進出したいとか、静岡から絶対出てやるー!

なんて気持ちは一度たりとも沸いたことがなかったのです。

 

そんな私に転機が訪れたのは、夫との出会いでした。

転勤で静岡に来ていた夫と、たまたま知り合いの飲み会で出会い

交際2年を経て、結婚することに。

プロポーズを受けた際にも

「もしかしたら、近いうちに東京に戻らないといけないかもしれない」

という話は聞いていました。

そう、夫は生まれも育ちも東京。

そして、その予言通りそのすぐ後に辞令が出ました。

結婚を実際に考える前は

”静岡を離れたっていいじゃないか!”

と思っていたのですが、

いざ本当に東京に行かなければいけなくなった途端

かなりのマリッジブルーが押し寄せました笑

 

それでも、夫のことは好きだったので

東京での結婚生活をスタートさせました。

 

最初の頃は、本当に静岡が恋しい、、、

東京やだー・・・という感じでした。

 

今はだいぶ変わりましたが、静岡にいる頃は本当に歩く速度も遅く

とにかくマイペースに生きていました笑

↑静岡人は歩くのが遅いのは本当の話です

電車やバスを一本見送ろうと、10分待てば来る、という感覚で

別に急ぎもしません。

 

ところが東京は違います。

よく利用していた中央線は、とにかく人が多い!

そしてどんどん電車が来る!快速だけじゃなく特快もある!

どんどん来るのに、みんな速足でめちゃめちゃ急いでいる。

もうとにかく電車の件だけでも

 

「私には東京は向いていない」

と思いました。

 

今もそうですが、やはり静岡のような地方の時間の流れや空気が

自分には合っていいるなあと思っています。

主人も静岡で7年暮らし、意外と地方っていいかもと思ったようです。

それもあり、東京ではなく静岡のような”地方”で暮らしたい

という思いが2人の中ではありました。

 

 

人生の楽園」を見て憧れを抱いた

皆さん知ってますか?この番組。

移住に失敗し帰ってきた今でも見てしまっています笑

 

土曜の18時よりテレ朝系で放映しているスローライフや移住、

老後の夢を叶えた人たちなどに主にスポットをあてた番組です。

この番組をいつからか見るようになり、東京ではない地方での

ゆるやかな暮らしにより一層憧れを持つようになった気がします。

自家製パンの店をオープンした人、里山でペンションを始めた人

早期リタイアし、農業を始め自給自足に近いのんびりとした暮らしを始めた人。。。

なかなかハードルが高いものも多いですが

それでも、そこに出てくる人達の笑顔や話に惹きつけられてしまいます。

 

 

”若い世代の移住が注目されている ”というニュースを見たから

 

これが1番のキッカケかもしれません。

あれはnews every.だったか、、、夕方のニュースでした。

一昔前は”移住”というと、

リタイアした世代が地方の田舎へ移住しゆるやかに第二の人生を送る

というのが主流でした。

それが、都心での暮らしに疑問を感じ始めた若者世代が

都心を離れ、自分達の思い描く生活を手に入れるために地方へ移住する。

そういった若者世代が増えてきた、という特集でした。

そのニュースを見て、背中を押されたように思います。

「今後の生活を考えれば、地方移住はやはりアリかも」と。

たまたま、私の母親も同じニュースを見ており

そういった選択もありなんじゃない?という話にもなりました。

 

この3つが私たちの”移住を考え始めた”主なキッカケです。

 

とにかくあの頃の私たちは、地方移住への憧れと東京という場所への嫌悪感で

いっぱいでした。

 

 

次回は、”移住に向けて、まず始めたこと” についてです。

 

では~。